薄毛(AGA・FAGA)治療
脱毛症には男性型のAGA、女性型のFAGAがありそれぞれ適応となる治療薬が異なってきます。
ミノキシジル:発毛を促進!
ミノキシジルは男女問わず脱毛症に適応のある薬です。 毛母細胞を刺激するだけでなく、血管拡張作用により毛根への血流を増大させる効果があります。 外用薬・内服薬がありますが、副作用の少ない外用薬と違って内服薬は副作用に動悸・息切れ・むくみ・めまい・頭痛・肝機能障害などがあり、医療機関での適切な処方が推奨されます。 個人輸入のネット通販サイト等でも販売されていますが安全性に問題がある可能性もあるため注意が必要です。
ザガーロ:抜け毛を抑制!
ザガーロは男性型脱毛症:AGA治療薬として知られている内服薬です。 男性ホルモンの作用を抑制することで抜け毛を予防します。ただ、男性ホルモンを抑制することで射精障害や性欲減退、勃起不全といった性機能不全が起こる可能性があります。 また低頻度で起こり得る副作用としては発疹や頭痛、抑うつ、腹部不快感、乳房の女性化や痛みなどの乳房の症状、そのほか肝機能障害やアレルギー反応、むくみやめまいなどがあります。 同様の作用を利用した薬剤としてプロペシアが以前から使用されてきましたが、プロペシアはあくまで進行の抑制のみ、ザガーロは改善も見込まれるため、現在ではザガーロの使用が推奨されています。